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グルメ専門誌「おとなの週末」のグルメライターが覆面調査で食べ歩いた厳選記事を中心に紹介
東京都内「ご馳走とんかつ」おすすめ6店(とんかつ/東京都内)

東京都内「ご馳走とんかつ」おすすめ6店(とんかつ/東京都内)

グルメライターが食べ歩いて見つけた、東京都内のおすすめとんかつ店。とんかつはどこで食べても同じ味なんて思っていたら大間違いです。肉にこだわり、油にこだわり、揚げ方にこだわり、揚げ方にこだわり・・・と精魂込めて揚げた1枚はやっぱり格別の美味しさ。そんなご馳走とんかつを東京都内で堪能できるお店を紹介します。

とんかつ 燕楽【東京・池上】

『燕楽』のとんかつは、けれん味がない。使用するのは山形県平田牧場の三元豚。これに食パンで作った自家製パン粉をつけ、豚の腸間膜のラードを使って低温でじっくり火を通し、さらに余熱で柔らかく仕上げるのが信条だ。肉質やその日の気候によって揚げる温度や時間を調整しながら、軽やかな衣としっとりとした肉のバランスがよい、店主入魂の一品を供してくれる。注文ごとに刻む瑞々しいキャベツや自家製マヨネーズのポテトサラダ、豚汁など、丁寧な仕事の付け合せにも拍手を送りたい。

ロース定食 2,100円

ロースは1人前約200g。サクサクの衣と約3cmの厚みがうれしい。ジューシーながら噛みごたえもあり、満足度大。ヒレもロースもご飯にポテトサラダ、豚汁、お新香が付く

東京都大田区池上6-1-4 ☎03-3754-8243 [営]11時~14時半、17時~21時 [休]月(祝の場合は営業、翌火休み) [席]1階カウンター8席、テーブル4席×1卓、2階テーブル6席×2卓 計24席/全席禁煙/平日のみ予約可/カード不可/サなし [交]東急池上線池上駅から徒歩2分

丸五【東京・秋葉原】

昭和50年の創業以来、とんかつ好きを魅了する一軒。豚肉はあえて産地を指定せず、約20種類の銘柄から、そのとき最高の状態のものを厳選して使う。揚げ油は、コーンサラダ油9にゴマ油1の割合でブレンドしたこだわりのもの。糖度の少ない生パン粉をまとわせ、肉の柔らかさを引き出すように低温で揚げたとんかつは、サクッと軽く、噛めば旨みがじんわり。脂の上品な甘みに陶然となる。大葉を潜ませたキャベツ、香り高い赤出汁まで抜かりなく、客あしらいもこれまた心地よいのだ。

特ロースかつ 1,850円(定食2,300円)

脂が程よく入り、旨みの濃い肩ロース寄りの肉を使用。130~140℃で約15分揚げ、余熱でロゼ色に仕上げている。定食は、ご飯、なめこと豆腐の赤出汁、お新香付き

東京都千代田区外神田1-8-1 ☎03-3255-6595 [営]11時半~14時、17時~20時 [休]月、第1・3火 [席]1階カウンター6席、テーブル2席×2卓、2階3席×2卓、4席×1卓、6席×1卓、8席×1卓 計34席/全席禁煙/予約不可/カード不可/サなし [交]JR山手線ほか秋葉原駅電気街口から徒歩3分

あげ福【東京・五反田】

黒毛和牛の肉卸『ヤザワミート』が営む、揚げ物専門店。肉の目利きが選んだ豚は、赤身と脂身の調­和がよい岩中豚だ。「力強さではなく、繊細な味を追求した」というとんかつは、朝挽きの細かいパン粉をまぶし、米油で揚げるので、あっさりと上品。ふんわり優しい衣に包まれた肉塊に、まろやかな肉汁が閉じ込められている。トリュフ塩や自家製ジンジャーソースを添えるなど、肉の旨みを華やかに引き立てる工夫も見事。夜は単品もあり、“ワイン片手にかつ”なんて使い方もよく似合う。

上ロース 1,728円(定食2,160円)

淡い黄金色に美しく揚げられ、頬張れば芳醇な脂が溶け出すが、しつこくない。定食には、毎日店内で精米してお櫃で蒸らしたご飯、白味噌の豚汁、お新香が付く

東京都品川区西五反田2-15-13 ニューハイツ西五反田1階 ☎03-5719-4129 [営]11時半~15時、17時~23時 [休]無休 [席]カウンター18席、テーブル4席×1卓 計22席/全席禁煙/夜のみ予約可/カード可/サなし [交]JR山手線五反田駅西口から徒歩3分

とんかつ丸八 支店【東京・大井町】

昭和の人情食堂の趣きがあるコチラ。夫婦で切り盛りする温かな雰囲気と、抜群の量と質で長年愛されている。上質なラードを使い、低温から揚げ始めて高温で仕上げるとんかつは、衣が特徴。片面だけ卵を二度づけし、上の衣は黄身を抱えてふんわり厚めに、底は薄くサクサク食感に仕上げ、上下で衣の厚さを変えているのだ。これがジューシーな豚肉と絶妙なハーモニーを醸し出す。ロースかつはもちろん、他にも生姜焼きやコロッケなど、ご飯をかき込みたくなるメニューが揃っている。

上ロースかつ定食 1,650円

ダイナミックな盛りに誰もが歓声を上げるひと皿。卵の甘みが加わった独特の衣は味わい深く、優しい口当たり。ややもっちりとした食感と相まって、肉がより柔らかく感じられる。女将さんが独自調合したフルーティなソースと辛子で食すのが抜群に合う。山盛りのご飯は2杯までおかわり無料。豚汁とお新香も付く

東京都品川区南品川6-11-28 ☎03-3471-5689 [営]11時~14時、17時~21時 [休]月 [席]1階:カウンター8席、2階:座敷テーブル4席×4卓 計24席/全席禁煙/貸し切りのみ予約可/カード不可/サなし [交]JR京浜東北線、東急大井町線ほか大井町駅西口から徒歩約4分

イマカツ 六本木店【東京・六本木】

衣は薄くふんわりと、肉は脂を湛えてしっとり。ココのヒレかつを食べれば、これまでのとんかつの概念が覆される。香り高い風味は、ラードと牛脂をブレンドした油がカギ。高温で一気に旨みを閉じ込めてから低温で火を通し、余熱で仕上げている。油の中で衣を落とすひと手間も、肉と衣が密着した軽やかな食感を生み出す所以である。使う豚は、柔らかく甘味のある「やまと豚」と、柚子を食べて育った風味豊かな「四万十柚子豚」の2種類。客が好みで選べるので、食べ比べても楽しい。

特選ヒレかつ膳 2,160円

高温~低温の二度揚げと蒸らしが肝。厚さ3.5cmの肉はしっとり柔らかく、赤身の旨みがしっかりと感じられる。ご飯とキャベツは食べ放題。小鉢(写真は筍の土佐煮とお新香)、柚子団子入りの白味噌味噌汁付き

東京都港区六本木4-12-5 フェニキアルクソス1階 ☎03-3408-1029 [営]11時半~16時、18時~23時、祝11時半~21時半 [休]日 [席]カウンター5席、テーブル2席×1卓、座敷テーブル4席×4卓、個室テーブル4席×1卓 計27席/全席禁煙/夜のみ予約可/カード可/サなし [交]都営大江戸線六本木駅7番出口から徒歩1分

キッチン マカベ【東京・祖師ケ谷大蔵】

ナイフを入れるとサクッと音がするほど香ばしく、中からチーズがとろ〜り。昭和36年創業の洋食屋の人気カツは3種をブレンドしたチーズ入り。豚肉は、旨みと脂の甘みが抜群に安定している埼玉県入間市の生産者が育てた特注のモノを使う。それを最高級ラードで揚げると、冒頭のような魅惑のかつの完成だ。自家製デミグラスソースを添えるのも洋食屋ならでは。ポークジンジャーも同じ豚肉のリブロースを使う定番料理で、こだわりの食材の良さはもちろん、温かな接客も居心地がいい。

チーズ入り豚ロースカツ 1,380円

ロース肉にチーズをふんだんに挟み、油切れがよく、腰のあるラードでカラッと揚げる。牛スジと野菜を煮込み、あえて香辛料を使わずマイルドに仕上げたデミグラスソースが合う

東京都世田谷区祖師谷3‐1‐15 ☎03-3482-3748 [営]11時~14時LO、17時~21時LO、土・日・祝11時~15時LO、17時~21時LO [休]木 [席]1階テーブル席など19席、2階テーブル席など56席、計75席/全席禁煙/予約可/カード不可/サなし [交]小田急線祖師谷大蔵駅から徒歩3分

このグルメ記事のライター
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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