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グルメ専門誌「おとなの週末」のグルメライターが覆面調査で食べ歩いた厳選記事を中心に紹介
東京のうなぎ屋ベスト12~ランキング常連の名店から老舗まで~

東京のうなぎ屋ベスト12~ランキング常連の名店から老舗まで~

うな重を始め、白焼き・うまきなど、鰻はいろんな調理方法で食べられる、贅沢だけど癖になる、美味しい料理の代表格ですよね。ここではミシュランに掲載された有名店やランチで気軽に味わえる等、実際にグルメライターが食べ歩いて見つけた、厳選情報をお届けします。

はじめに

日本では「土用の丑の日」に鰻を食べる習慣がありますが、その日に限らず、あのたまらなく香ばしい良いにおいにつられて、食べたくなることも多いのではないでしょうか。
ここでは、焼き方や食べ方も様々なウナギ料理の人気店を厳選してご紹介します!

うなぎ藤田「うな重(花)」【最寄り駅/白金台】

▲うな重(花)3,800円

浜名湖産を中心とした特に質の高いうなぎのみを約1週間、地下115mからくみ上げた井戸水の中でエサを与えず泳がせる“活かし込み”という独自の手法をとることで、泥臭さを完全に抜き脂に甘みをもたせている。蒲焼きは、創業以来継ぎ足すタレにくぐらせつつ、備長炭でしっかりと焼きを入れることで、身からえもいわれぬ香ばしさがあふれてくる。

創業以来継ぎ足すタレは芳醇な脂の甘みをしっかりと受けとめる。

▲『うなぎ藤田 白金台店』店内の様子

浜松の老舗の味を、都内でも有数の洗練された街「白金台」で味わうことができます。
こだわりの手法で、まったく臭みを感じることのないこだわりの鰻を、浜松流のタレをつけながら焼く方式。箸で簡単に切れるほどふんわり柔らかく仕上げられていて、創業以来50年以上継ぎ足されている自慢のタレとよく合う!

モダンで清潔感のある店内は開放感もあり、居心地が良いのも魅力です♪

■『うなぎ藤田 白金台店』
[住所]東京都港区白金台4-19-21 IGAXビル3階 [TEL]03-6432-5636 [営業時間]11時半〜14時LO、17時〜21時LO [休日]月曜日 [座席]テーブル2席×6卓、4席×4卓、6席×1卓、8名用個室1室、カウンター6席 計48席/全席禁煙/カード可/予約可/サなし [アクセス]地下鉄南北線ほか白金台駅1番出口から徒歩5分 ※ランチタイム有

小満津「うな重(竹)」【最寄り駅/東高円寺】

▲うな重(竹) 4320円

かつて京橋にあり、政財界の重鎮や著名人が足しげく通った「小満津」。焼きの名人とまで謳われた店主の孫に当たるのが、前田治雄さんだ。

前田さんが特に神経を使うのが、蒸しに入る前の最初の白焼き。「万遍返し」といわれるほど何度も返しつつ、強火でしっかりと焼きを入れることで、余分な脂と臭みを抜く。その後、丁寧に小骨をとりのぞいてから蒸し上げ、醤油とみりんで作る上品な味わいのタレをまとわせながら、再度焼いて香ばしさを引き出す。

表面はパリっとしながらも、ふんわりとした繊細な口当たりと、長く余韻を残すうなぎ本来の風味に、円熟の技をしみじみ感じられるのだ。

▲『小満津』の店内の様子

ミシュランガイド東京 2019で「ビブグルマン」として掲載されているほどの名店!

こだわりのタレはやや甘みが強いが、あっさりとしています。職人技が光る調理手順の中でも、特に「蒸し」については、目安は約1時間、鰻によっては2時間以上もその工程にかかる時もあるとのこと。手間と時間をかけた丁寧な仕事ぶりが、料理にも現れていて、実に美しいうな重なんです。
完全予約制なので、事前のご予約を忘れずに!

■『小満津(こまつ)』
[住所]東京都杉並区和田3-62-3 [TEL]080-8734-1091 [営業時間]11時半〜14時、17時~20時LO [休日]月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、第2火曜日 [座席]テーブル2席×1卓、4席×3卓 計14席/全席禁煙/1万円以上の場合のみカード可(手数料5%別)/前日までに要予約/サなし ※アルコール注文の場合のみお通し代540円別 [アクセス]地下鉄丸ノ内線東高円寺駅1番出口から徒歩5分 ※ランチタイム有

うなぎ料理 よね山「鰻重(上)」【最寄り駅/大崎広小路】

▲鰻重(上)4,200円(昼は3,800円)

使用するのは、産地を指定せず、店主自らの舌で確かめた身のしまりがよく、脂ののったうなぎのみ。重箱の蓋をあければ、大振りの蒲焼きがご飯を覆いつくす様は圧巻のひと言。

その日仕入れるうなぎのサイズにもよるが「鰻重(上)」では基本的に丸ごと2匹分をのせている。白焼きしてから、30分ほどかけてじっくりと蒸すことで、ふんわりとした口どけのいい食感に。
醤油、みりんなどから作るタレは、あまり煮詰めず、うなぎの風味や旨みがしっかりと伝わるよう、あえて薄味に仕上げている。

▲『うなぎ料理 よね山』の店内の様子

お重いっぱいに、どーんと贅沢な大きさの鰻が!!ふわっふわ系の鰻が食べたいならこちらのお店で決まり!
東五反田で営業していましたが、2015年に移転。地元のファンが多数いる人気店です。
このクオリティで、昼は「うな丼」がたった1,900円と安い!写真の「うな重(上)」は昼は3,800円、夜は4,200円です(きも吸い付き)。

■『うなぎ料理 よね山』
[住所]東京都品川区大崎4-1-2 ウィン第2五反田ビル 1階 [TEL]03-6417-3020 [営業時間]11時〜14時LO、17時〜22時(食事21時LO)、土曜日:17時~21時(食事20時LO) [休日]日曜日・祝日 [座席]テーブル4席×5卓、カウンター6席 計26席/昼は全席禁煙、夜は禁煙席なし/カード不可/夜のみ予約可(7月は予約不可)/サなし [アクセス]東急池上線大崎広小路駅から徒歩1分、JR五反田駅から徒歩6分、大崎駅から徒歩6分 ※ランチタイム有

人形町 梅田「大関梅田丼」【最寄り駅/人形町】

▲大関梅田丼 3600円

「大関梅田丼」は、南高梅のほどよい酸味とうなぎが抜群のコンビネーションを生む名物メニュー!

紀州南高梅やゴマ、あさつきなどの薬味をご飯にあしらい、うなぎにカツオと昆布の旨みをきかせた特製のダシ醤油をぬって焼いた「梅田丼」や、藻塩を加えた酒に蒸したうなぎをからめて炙る「しら焼丼」など、うなぎを知り尽くしたからこそできる独創的なメニューも打ち出す。
うなぎの新たな魅力を教えてくれる1軒だ。

▲『人形町 梅田』の店内の様子

「うなぎと梅干は食べ合わせが悪い」という言い伝えを耳にしたことがある人はたくさんいると思いますが、なんのその!
濃厚な鰻とさっぱりした梅干の組み合わせは、美味しすぎて最後の最後まで手を止めることなく一気に食べ干してしまうほど!
タレなどをつけず素焼きとも言われる「白焼き」も絶品!

THE・日本家屋!の店構えも、気分を盛り立ててくれますよ。

■『人形町 梅田』
[住所]東京都中央区日本橋人形町3-4-2 [TEL]03-3661-0160 [営業時間]11時〜14時半(13時45分LO)、17時〜21時(20時15分LO)※土曜日は昼のみの営業 [休日]日曜日・祝日 [座席]テーブル2席×10卓 計20席/全席禁煙/カード可/予約可(土用の丑の日前後は予約不可)/昼のコースと夜はサ10%別、アルコール注文の場合のみお通し代400円〜別 [アクセス]地下鉄日比谷線ほか人形町駅A5出口から徒歩1分 ※ランチタイム有

町田双葉「うなぎ丼(大)」【最寄り駅/町田】

▲うなぎ丼(大) 3570円

東京では現在15軒ほどしか使用することができないブランド養殖「共水うなぎ」を食べられる貴重な店だ。

水温調節により四季を体験させ、通常の2倍もの養殖期間を経て出荷されるうなぎは、かぎりなく天然ものに近いと称されるほど。この道40年のベテラン職人の手により丁寧に焼かれることで、その身にひそんだ芳醇な香りと力強い風味をあますところなく引き出している。

▲『町田双葉』の店内の様子

脂ののった国産の鰻のみを使用。さらになかなかお目にかかれない貴重な鰻も食べることができるお店。駅直結というアクセスの良さも魅力です。

高温の備長炭でじっくり焼かれた鰻は、柔らかくてふっくらとしています。「しゃこうなぎ」は、捌いてから提供するまでに40分かかりますが、それも職人のこだわりでお客様に美味しく召し上がっていただくため!訪れた時に入荷の貼り紙を見つけたらラッキー!ぜひ注文すべき逸品です。

■『町田双葉』
[住所]東京都町田市原町田6-12-20 小田急百貨店町田店9階 [TEL]042-726-8844 [営業時間]11時〜22時(21時半LO) [休日]元旦、小田急百貨店町田店の休館日に準ずる [座席]テーブル2席×12卓、4席×7卓 計52席/全席禁煙/カード可/7月•8月の繁忙期以外は予約可/サなし [アクセス]小田急線小田原線町田駅直結

鰻処 とらじろう「うな重」【最寄り駅/大山】

▲うな重(昼)3,000円

大山の地で開業して11年。うなぎをリーズナブルに楽しませてくれると地元客に愛される店。
美味しさの理由は、全国各地から大ぶりなうなぎを仕入れること。肉厚で脂が乗った身だからこそ、軽やかなながらコクあるタレと相性が抜群。うな重にはひと切れ85gの身がふた切れ鎮座し、食べ応えも十分だ。

ここでいただける鰻は、表面はややパリッとしていて、中身は柔らかくふわっとしている関東風。タレの量は事前に伝えれば加減してもらえます。ランチ時間は同じメニューが夜よりも安く味わえるので、お得!

駅からは徒歩で7分くらい、ハッピーロードにあります。カウンター席もあるので、一人でふらっと入りやすい雰囲気なのもいいですね!お持ち帰りも出来ますよ。

■『鰻処 とらじろう』
[住所]東京都板橋区大山50-1 [TEL]03-3554-5677 [営業時間]11時半〜14時、17時〜21時 [休日]金曜日 [座席]カウンター5席、テーブル16席 計21席、カード不可、サなし [アクセス]東武東上線大山駅から徒歩7分

うなぎ徳 銀座店「お櫃うなぎ茶漬(松)」【最寄り駅/銀座】

▲お櫃うなぎ茶漬(松) 4266円

浜松に本店を構える老舗が、2016年3月末に開業した「東急プラザ銀座」のレストランフロアに出店した。

定番のうな重や白焼きの他にも、こちらの名物が「お櫃うなぎ茶漬」だ。ひつまぶしのように薬味やダシと共に食すが、関西風の地焼きでなく、ふんわり蒸してから炭火で香ばしく焼いた関東風のうなぎをのせているのが特徴。熱々のダシをかければ、身が口のなかでほどけていくような繊細な舌触りを愉しめる。

▲『うなぎ徳 銀座店』の店内の様子

おしゃれな雰囲気の中で、定番のうな重や、うなぎのコース料理を食べられるお店がこちら。

うな重は、明治時代から継ぎ足されたこだわりのタレと相まって、ふっくら濃厚なお味。
名物の櫃うなぎ茶漬は、お店によると、「一杯目はそのままうな丼風に食し、二杯目はねぎやわさびなどの薬味をのせて食し、三杯目は同じく薬味をのせてお茶漬けにして食す」とのこと。3段階も楽しめるなんて、贅沢の極み!

並、上、松、特上があり、上からは肝吸いが付く。予算とお腹の空き具合にあわせて選びたいですね。

■『うなぎ徳 銀座店』
[住所]東京都中央区銀座5-2-1東急プラザ銀座11階  [TEL]03-6274- 6109 [営業時間]11時〜23時(22時LO) [休日]東急プラザ銀座の休館日に準ずる [座席]カウンター5席、テーブル34卓 計39席/全席禁煙/カード可/予約可/サなし [アクセス]地下鉄丸ノ内線ほか銀座駅C2出口から徒歩1分

和孝「うな重(寿)」【最寄り駅/十条】

▲うな重(寿)3000円

十条銀座の出口近くにある老舗。うなぎは静岡産の養殖ものを厳選し、それを炭火で丁寧に焼き上げる。
タレはさっぱりめながら余韻が長く、こだわりのご飯と頬張れば、得も言われぬ口福感に満たされるはず。店の外では蒲焼きを始め、昼食時には弁当も売られており、そちら目当ての客も多い。

炭火焼の鰻は絶品!リーズナブルなのも魅力で、写真の「寿」は肝吸いとお新香付きで3,000円、さらに上の「特上」でも3,600円とお財布に優し目!
こちらのメニュー以外にも「うな丼ダブル」もおすすめで、なんとご飯とご飯の間にもう1枚鰻が入っているという玉手箱のようなものも!

お酒のラインナップも充実しているので、きも焼きやうざくとともに、ほっこり味わいたいですね。

■『和孝』
[住所]東京都北区十条仲原1-25-13 [TEL]03-3908-2205 [営業時間]平日:11時30分〜15時(14時30分LO)、17時〜21時(20時30分LO)、土曜日・日曜日・祝日:11時30分~15時(14時30分LO)、17時30分〜21時(20時30分LO) [休日]火曜日(祝日の場合営業、水曜日休み) [座席]カウンター4席、テーブル12席、小上がり4席 計20席 カード不可 サなし [アクセス]JR十条駅から徒歩5分

うなぎ 炙一徹「坂東太郎うな重」【最寄り駅/日比谷】

▲坂東太郎うな重 5,900円

ブランド養殖うなぎとして知られる「坂東太郎」専門の問屋が直営する。

これを東京では珍しく関西風の“地焼き”で味わえるのもこの店ならでは。料理長が熟練の焼きの技で仕上げるうなぎは香ばしさが抜群だ。直営店ならではの強みをいかしたリーズナブルな価格も魅力的。

■地域によって、調理法や食べ方が異なるうなぎ、【関西】はここが特徴!
関東風が白焼き→蒸し→タレ焼きに対し、関西風は生のうなぎを焼きのみで仕上げる。また割き方も関東風は背開きだが、関西風は腹開きにすることが多い。蒸さないのでうなぎの旨みを最大限に味わえる。

▲『うなぎ 炙一徹』の店内の様子

「うなぎ坂東太郎」は、忠平株式会社が養鰻家さんと共同で開発した、養殖の高級ブランド鰻。ほどよい脂がのっており、口の中でさらりと溶け、あっさりとしたまろやかなうま味が特徴です。

その「うなぎ坂東太郎」を食べられるのがこちらのお店。お客様が食べる当日に割いたうなぎを使用するこだわりぶり。人気メニューなので事前の予約がおすすめです!
「うなぎ坂東太郎」以外のうな重には千葉県産の国産鰻を使用していて、もっちりとした食感と、程よい脂のノリはたまらなく美味です。

■『うなぎ 炙一徹』
[住所]東京都千代田区有楽町1-2-8 [TEL]03-3501-2550 [営業時間]11時半〜14時、17時〜21時(20時LO) [休日]日曜日(10月〜6月は月曜日・日曜日休み) [座席]カウンター6席、テーブル2席×3卓、4席×1卓 計16席/全席禁煙/カード可/土用の丑の日の前後1週間以外は予約可/サなし [アクセス]地下鉄日比谷線ほか日比谷駅A4出口から徒歩2分 ※ランチタイム有

はなぶさ渋谷店「ひつまぶし」【最寄り駅/渋谷】

▲ひつまぶし 4300円

看板を張るのが本場そのままの味を受け継ぐひつまぶしだ。使用するのは矢作川の清流水で育まれた愛知県一色産のみ。
関西風に蒸さずに焼きだけで仕上げることで、凝縮した旨みや風味を愉しめる。脂ののった肉厚な身だけを選りすぐっているため、表面はカリッとしながらも中のトロリとした舌触りがたまらない。
濃厚なたまり醤油と三河みりんを合わせて熟成させたコクのあるタレが、質の高いうなぎの魅力をあますところなく引き出している。

■地域によって、調理法や食べ方が異なるうなぎ、【名古屋】はここが特徴!
うなぎは関西風に蒸さない“地焼き”が基本。ご飯とうなぎをざっくりまぜてから、まずはそのまま、お次は海苔やネギなどの薬味と共に。そして最後はダシをかけてさっぱりと、3つの違った味わいを愉しめる。

▲『はなぶさ渋谷店』の店内の様子

え?!ここが鰻屋さん?!おしゃれ!!と感動の声が上がること間違いなし、モダンでスタイリッシュな雰囲気のお店です。

生臭さが一切無い「愛知県一色産の鰻」のみを使用し、"本場・名古屋”のひつまぶしを提供。パリパリの焼き目が付いたうなぎは食感も良く、出汁をかけた後はふんわりさも加わり、最高に美味!

麻布十番にある姉妹店でも、同じく「和モダン」な雰囲気で絶品うなぎを味わえます。

■『はなぶさ渋谷店』
[住所]東京都渋谷区渋谷1-15-20 はなぶさビル [TEL]090-3937-8723 [営業時間]11時30分〜22時(21時30分LO) [休日]不定休 [座席]テーブル2席×10卓、4席×2卓、カウンター16席、4名用個室1室、6名用個室1室、テラス席30席 計84席/テラス席以外は禁煙/カード可/予約可/サなし、夜はお通し代540円別 [アクセス]JR山手線ほか渋谷駅宮益坂口から徒歩3分 ※ランチタイム有

瓢六亭南平台「うな重せいろ蒸し(上)」【最寄り駅/渋谷】

▲うな重せいろ蒸し(上)4,800円

全国各地から仕入れる上質なうなぎを使った料理を豊富に揃える。なかでも自慢は福岡県柳川市を発祥とするうなぎのせいろ蒸しで、都内でこの料理を味わえる店は数少ない。
うなぎ料理のみならず、和食の職人の手による一品料理もおすすめだ。

■地域によって、調理法や食べ方が異なるうなぎ、【福岡】はここが特徴!
タレで味つけしたご飯の上にうなぎの蒲焼きと彩りの錦糸玉子をのせ、せいろで蒸す。福岡県柳川市で300年以上前に発祥したと言われている。

▲『瓢六亭南平台』の店内の様子

天然うなぎも揃える有名店!自慢のせいろ蒸しは、ご飯には既にタレをまぶしていて、そのご飯の上に焼き上げた鰻のかば焼きを乗せ、さらにせいろで軽く蒸し上げたもの。「蒸し」とはいっても地焼きのパリパリさも残っていて、絶妙な歯ごたえになっている。
最後までアツアツのまま食べられるのも嬉しい!

■『瓢六亭南平台』
[住所]東京都渋谷区南平台町17-13 [TEL]03-5489-6828 [営業時間]11時半〜15時(14時LO)17時半〜23時(22時LO)、土曜日・日曜日・祝日11時半~22時(21時LO)[休日]年末年始 [座席]座敷4席×4卓、6席×1卓、2〜8名用個室6室 計72席/昼は全席禁煙、夜は禁煙席なし/カード可/予約可/サなし、お通し代540円別 [アクセス]JR山手線ほか渋谷駅西口から徒歩10分 ※ランチタイム有

赤坂有薫の「柳川鰻せいろ蒸し」【最寄り駅/赤坂見附】

▲柳川鰻せいろ蒸し(単品)1,340円、昼は博多うどん付きセットで1,550円

昭和60年創業の九州郷土料理をふんだんに揃えた居酒屋。玄界灘や有明海など、九州各地の漁場でその日の朝穫れたばかりの新鮮な魚介を空輸。それを刺身や焼き物など多彩な調理法で楽しませてくれる。

「柳川鰻せいろ蒸し」は、ご飯にはタレとこまかく刻んだ蒲焼きをまぜこんであり、こってりとした美味しさだ。ランチタイムには博多うどんとのセットもある。

■地域によって、調理法や食べ方が異なるうなぎ、【福岡】はここが特徴!
酒の〆ということも考慮して店主が考案したアレンジ型。ご飯にはタレと共に刻んだ蒲焼をまぜている。

▲『赤坂有薫』の店内の様子

人気メニューの「柳川鰻せいろ蒸し」は、いわゆる鰻の押し寿司のようなもので、ずっしりと重たく、竹の皮を開く前に期待が膨らみます!
食べてみると、甘い鰻とモッチリしたご飯がよく合う!手が止まらない!錦糸玉子をのせると見た目も華やか。
お酒の後の〆としてはもちろん、お得なランチも見逃せませんよ!

■『赤坂有薫(アカサカユウクン)』
[住所]東京都千代田区永田町2-14-3 東急プラザ赤坂3階 [TEL]03-3592-0393 [営業時間]11時半〜14時、17時〜22時(21時半LO) [休日]年末年始 [座席]カウンター9席、テーブル56席、4〜8名用個室3室 計85席/禁煙席なし/カード可/予約可/サ10%別 [アクセス]地下鉄丸ノ内線ほか赤坂見附駅から徒歩1分 ※ランチタイム有 

オリジナルの"うなぎコラム”

①【うなぎのマメ知識】うなぎって一体いつからどうやって誰が食べたの?

日本人とうなぎのつながりは古い。なんと縄文時代の貝塚から、うなぎの骨が発見されている。文献としての初出は『万葉集』。大伴家持が「石麻に われ物申す夏痩せに良しといふ物ぞ 鰻取り食め せ」と詠んでいるので、当時からスタミナ食として知られていたのだろう。

応永6年(1399年)に書かれた文書には「かばやき」という言葉が登場する。由来はうなぎを丸ごと串刺しして焼いた様が、ガマの穂先に似ていることからとする説が有力。割いてからタレで味つけした、現在の蒲焼きが世に出たのはどうやら18世紀中のようだ。

参考資料:『ウナギと日本人“白いダイヤ”のむかしと今』筒井功(河出書房新社)

②【うなぎ偏愛記】食べに食べた結果を語りまくります!

うなぎ特集の全ページを担当した、飲んべえライター・菜々山いく子。酒と同じくらいうなぎを愛し、約1ヶ月間の昼夜、うなぎを食べまくりました。取材ページでは書けなかった、こぼれ話やうなぎのマメ知識をここでご披露しましょう!

店主の技を感じる絶品うな重!

日本人のうなぎ消費量は世界全体の約7割にも及ぶという。てことは世界的にみれば、うなぎはいわゆる“下魚”で、大枚はたいてでも食べたいと思う我々は「ホワーイ、ジャパニーズピーポー! !」なワケだ。でもナゼだろう。うなぎを焼くあの匂いをかいだだけで、切ないほどに食欲をかき立てられてしまうのは。そんなうなぎを愛する同士にこの文章を贈ります。

上記「うなぎのマメ知識」でも触れているが日本人は何百年もかけて、うなぎを洗練された料理へと進化させてきた。そんな研ぎすまされた技ってものをヒシヒシと感じたのが『小満津』
うまく言えないが、うな重にオーラがある。「うなぎの脂でうなぎを焼くんです」と取材で話してくれた店主。「なるほど」と重々しくこたえてはみたものの、ぶっちゃけ脳内では「?」が踊っていたのは、ここだけの秘密だ。技は見て盗めというが、言葉じゃ伝えられないものこそ、本当の“技”なんだろうな。

『人形町 梅田』では、食べ合わせの悪いものとして知られる、うなぎと梅干しを使った丼を出している。店主に「敬遠されるかもしれないのに、よくメニューに載せましたね」と言ったら「このヒト、他人と違うことするのが好きなのよ〜」(女将さん談)だそう。ご夫婦の仲良さげな雰囲気も、とってもステキ。
梅のクエン酸がうなぎの消化を助けてくれるので栄養学的には理にかなっているそう。なおかつ味も超絶合うから!ガセネタ流したのダレよ。


やはり気になる、うなぎの大きさ

話は変わるが、やっぱりうな重はうなぎの大きさって重要だと思いません? ワクワクしながら蓋を空けて、思ってたより小さいと「チッ」となる。それが秋葉原の「U」だったんですけどね。ま、賃料とか人件費とか色々あるんでしょう。

逆に蓋を空けて「こんなに乗せちゃう! ?」とビックリしたのが『よね山』だ。実は取材でうなぎの仕入れ値をこっそり訊いてしまったが、「儲ける気、あります?」と思わず言ったほど。「いーの、いーの! 生活できるから」とオヤジさん。その気っ風のよさにホレました。

これまた特大うなぎをのせていたのが池袋の「E」。「これ以上お客さんが来るとちょっと困る」と取材拒否。う〜ん、残念。


今までは断然“蒸し”の入った関東風推しだったが、今回の取材では関西風の地焼きに開眼した。その店が『炙一徹』。パリっとした表面の香ばしさはモチロンだが、うなぎ自体の水分で身が蒸され、なかはトロリ。風味や味も凝縮するので力強さがある。職人さんの焼きの技を実感できます。

うなぎは高価なものですが、その金額以上に満足できる店を発掘できたと自負しています。ぜひ、うなぎ好きの皆様の舌でお確かめ下さい。

おわりに

栄養価が高いと言われているウナギを食べれば、疲れも吹き飛ぶはず!ぜひ今回ご紹介したお店に訪れてみてくださいね!

このグルメ記事のライター
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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