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グルメ専門誌「おとなの週末」のグルメライターが覆面調査で食べ歩いた厳選記事を中心に紹介
旨いもつ焼きを求めて、立石で飲む!3軒を紹介

旨いもつ焼きを求めて、立石で飲む!3軒を紹介

もつ焼きの名店が揃う立石は、街のそこかしこで香ばしいタレがふわ〜っと立ち込めます。その匂いに誘われて入ること、十数軒。酒呑みの聖地で出合った絶品の店をご紹介します。

うっかり撃沈した “ボール”とは一体?

とある日、京成立石駅に降り立ったのは、ライター・菜々山いく子(以下菜)と編集・戎誠輝(以下戎)。



菜:「電車を降りた瞬間に、香ばしい匂いがするんだけど」



さすが、もつ焼きの聖地と言われるだけのことはある。さっそく向かったのが『宇ち多゛ 』だ。



午後2時の時点で満席の店内には、「カシラ、ワカヤキ、スヤキ、オス」、「アブラスクナイトコ、タレ、ヨクヤキ」など、『ラーメン二郎』よりも難解な“呪文”が飛び交っている。常連さんの助けを借りつつ、なんとか注文したもつ焼きは、都内最高峰とも言える美味しさ。



焼酎ストレートの梅シロップ割りという、この店定番の酒がグイグイ進む。


宇ち多゛

難解ルールを攻略して味わう絶品串
開店の1時間ほど前から並び始め、閉店まで客足は途切れることはない。もつ焼きの注文方法には、独自のルールがあるので、常連に教えを請おう。

シンキ200円、焼酎梅割り&ブドウ割り各200円





ホロ酔いでハシゴしたのが『江戸っ子』だ。カウンターのあちこちから飛び交うのは「ボール!」という、これたまナゾのコトバ。

戎「どうやらオリジナルのハイボールのことみたいです」

炭酸がきいていて飲み口爽やか。こってりとして、旨み濃厚なコチラのもつ焼きに、とんでもなく合っている。

戎「コレ、軽いですよね。いくらでもイケる! オカワリ〜」

菜「オトナの清涼飲料水だよね、アハハ〜」

この飲みやすさこそ鬼門ということに、すでに酔っぱらっている我らが気づくハズもなく、あっと言う間に戎氏撃沈。私も午後6時以降の記憶がほぼない。飲み過ぎたんじゃない。立石という土地が生み出す魔力に引き込まれただけなんだ!


江戸っ子

新鮮なもつを“ボール”と一緒にとことん堪能
開店直後には満席となる超人気店。市場から仕入れる新鮮なもつを使用し、その日のうちに使い切るのがこだわりだ。焼き物は1串のボリュームも満点。1皿4串が基本だが、2種類を組み合わせるのも可。辛タレ、甘タレ、塩味から好みの味で焼き上げてくれる。それに合わせるのは通称「ボール」と呼ばれる焼酎をベースにしたオリジナルのハイボール。すっきりとした飲み口で、もつの脂をサラリと流してくれる。

レバ+カシラ 360円





 そうして、準備万端で向かったのが『もつ焼き三平』だ。入り口には、「アルコールの入っている方の入店お断りします」と張り紙がある。さっき、ビール飲もうかと思ったけど、止めといてよかった。立石では、こういった「飲んでいる方お断り」の店がチラホラあるので、ハシゴする際は注意されたし。

 さて、こちらではもつの種類に「キンツル」という他の店ではあまりお目にかからない部位がある。訊けば豚の喉の部位だとか。菜「弾力があって、超ジューシー! もつのなかでいちばんスキかも」

 ドリンクは焼酎ハイボールだ。梅シロップをちょろっと入れるのがこの店のスタイル。爽やかな風味がついて飲み飽きない。

戎「他のもつ焼きの店と違って一品料理もかなり豊富ですね」

 常連さんには、刺身とロールキャベツが、ことのほか人気のようだ。前述した『宇ち多゛ 』、『江戸っ子』の2強に比べると、知名度は低いが、勝るとも劣らない実力店を発見したのです。

もつ焼き三平

創業以来変わらぬタレで新鮮なもつを
現在の店主である望月昌さんの両親が、58年前に創業した。その日の朝しめたばかりの新鮮なもつを使用し、炭火で焼き上げる串はクセがなく豊かな風味たっぷり。創業以来継ぎ足す奥深いタレは、味を変えないことが先代との約束だ。調味料とともにテーブルに置かれているのが梅シロップ。焼酎ハイボールにたらしていただくのが常連オススメの飲み方だ。アルコールが入っていると入店お断りなので、1軒目で足を運びたい。

白、キンツル 1本86円


このグルメ記事のライター
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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