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グルメ専門誌「おとなの週末」のグルメライターが覆面調査で食べ歩いた厳選記事を中心に紹介
吟ばん|旬の食材を使った和食とジャパニーズウイスキーの自然な調和を堪能できる(懐石料理/小川町)

吟ばん|旬の食材を使った和食とジャパニーズウイスキーの自然な調和を堪能できる(懐石料理/小川町)

「吟ばん」店主の川上浩輝さんは言う「和酒のひとつであるジャパニーズウイスキーが、和の料理と合わないわけがないんです」。日本のウイスキーと和食との組み合わせに力を入れてきた。

吟ばん(最寄駅:淡路町駅)

 「和酒のひとつであるジャパニーズウイスキーが、和の料理と合わないわけがないんです」 店主・川上浩輝さんはそうした思いから、日本のウイスキーと和食との組み合わせに力を入れてきた。ときにはあるメーカーのブレンダーと一緒にウイスキーと調和する料理を吟味し、アドバイスを受けながら、試行錯誤を重ねてきたそうだ。そんな経験値があるから、川上さんに和食とウイスキーの関係を問えば、多くの言葉が返ってくる。「風土という観点でいえば、一般的に魚介には海の近くで造られたもの、野菜には山深い場所で造られたものが合うと思います。日本のウイスキーは、味噌や醤油などの発酵調味料と相性がいいですし、照り焼きなどの味付けはとても合うんですよ」

 さらに、たとえば魚介を炙ってスモーキーさを加えたり、大葉や生姜、山椒といった和のハーブで香りをプラスしたりすると、日本のウイスキーの持つ味の要素により近づけるという。 メニューには日本のウイスキーの銘柄がずらり並んでいて、中にはマニア垂涎のレア物も。何より魅力的なのは、そんなウイスキーと旬の和食との絶妙なマッチングを楽しませてくれることだ。キンメ煮付けのコク深い味わいに「山崎」の甘やかな風味が、炙った〆鯖と味噌の濃厚な旨みに「知多」の軽やかな口当たりが実によく合う。「料理の味付けに少しウイスキーを足して、相性を高めることもありますね」と川上さん。まるで“ウイスキー懐石”と呼びたくなる多彩な料理とのマリアージュを、存分に味わいたい。

キンメ鯛の艶煮×山崎 ハイボール
900円

キンメ鯛のコクに、「山崎」のまろやかな甘みが寄り添う。*料理はすべてコース内の一品(コースは7000円~20000円)

かます一夜干しと色茄子 きのこ山椒×響 ハイボール
1200円

旬の素材を盛り込んだ一皿には、円熟味のある「響」を

〆鯖炙り 黄菊奉書 ウイスキー風味辛子味噌×知多 ハイボール
900円

炙った香り、ウイスキー入りの辛子味噌が「知多」にマッチ

「ピーク ウイスキー」「玉泉堂 地ウヰスキー」「サンピース ウイスキー」「マルス エクストラ」
各1ショット650円~

日本各地の小さな蒸溜所や、日本酒の蔵元などが少量生産している珍しい“地ウイスキー”も川上さんが趣味的にいくつか揃えている。左から「ピーク ウイスキー」、「玉泉堂 地ウヰスキー」、「サンピース ウイスキー」「マルス エクストラ」。

吟ばん

写真:吟ばんの店内

[住所]東京都千代田区神田須田町1-17 地下1階 ☎03-3252-1030 [営]11時半~13時半(昼営業は平日のみ)、17時~23時(土~22時) [休]日・祝 [席]テーブル34席/部屋ごとに分煙/予約可/カード可/個室あり [交]地下鉄丸の内線淡路町駅、都営新宿線小川町駅より徒歩2分

電話番号 03-3252-1030
2015年11月号発売時点の情報です。
このグルメ記事のライター
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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