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土用の丑の日、うなぎ偏愛記!東京都内、夏のうなぎ三昧!

土用の丑の日、うなぎ偏愛記!東京都内、夏のうなぎ三昧!

うなぎを食べに食べた結果を語りまくります!うなぎ特集の全ページを担当した、飲んべえライター・菜々山いく子。酒と同じくらいうなぎを愛し、約1ヶ月間の昼夜、うなぎを食べまくりました。取材ページでは書けなかった、こぼれ話やうなぎのマメ知識をここでご披露しましょう!


店主の技を感じる絶品うな重!

 日本人のうなぎ消費量は世界全体の約7割にも及ぶという。てことは世界的にみれば、うなぎはいわゆる“下魚”で、大枚はたいてでも食べたいと思う我々は「ホワーイ、ジャパニーズピーポー! !」なワケだ。でもナゼだろう。うなぎを焼くあの匂いをかいだだけで、切ないほどに食欲をかき立てられてしまうのは。そんなうなぎを愛する同士にこの文章を贈ります。

研ぎすまされた技、『小満津』のうな重

 下記「うなぎのマメ知識」でも触れているが日本人は何百年もかけて、うなぎを洗練された料理へと進化させてきた。そんな研ぎすまされた技ってものをヒシヒシと感じたのが『小満津』。うまく言えないが、うな重にオーラがある。「うなぎの脂でうなぎを焼くんです」と取材で話してくれた店主。「なるほど」と重々しくこたえてはみたものの、ぶっちゃけ脳内では「?」が踊っていたのは、ここだけの秘密だ。技は見て盗めというが、言葉じゃ伝えられないものこそ、本当の“技”なんだろうな。

写真:小満津のうな重

東京都杉並区和田3-62-3 ☎080-8734-1091 [営]11時半〜20時LO [休]月 [席]テーブル2席×1卓、4席×3卓 計14席/全席禁煙/1万円以上の場合のみカード可(手数料5%別)/前日までに要予約/サなし ※アルコール注文の場合のみお通し代540円別 [交]地下鉄丸ノ内線東高円寺駅1番出口から徒歩5分

小満津の詳細ページへ

うなぎと梅干しを使った丼、『人形町 梅田』のうな丼

『人形町 梅田』では、食べ合わせの悪いものとして知られる、うなぎと梅干しを使った丼を出している。店主に「敬遠されるかもしれないのに、よくメニューに載せましたね」と言ったら「このヒト、他人と違うことするのが好きなのよ〜」(女将さん談)だそう。ご夫婦の仲良さげな雰囲気も、とってもステキ。梅のクエン酸がうなぎの消化を助けてくれるので栄養学的には理にかなっているそう。なおかつ味も超絶合うから! ガセネタ流したのダレよ。

写真:人形町 梅田の大関梅田丼

[住所]東京都中央区日本橋人形町3-4-2 ☎03-3661-0160 
[営業時間]11時〜14時半(13時45分LO)、17時〜21時(20時15分LO)※土は昼のみの営業 [休日]日•祝 [席]テーブル2席×10卓 計20席/全席禁煙/カード可/予約可(土用の丑の日前後は予約不可)/昼のコースと夜はサ10%別、アルコール注文の場合のみお通し代400円〜別 
[アクセス]地下鉄日比谷線ほか人形町駅A5出口から徒歩1分

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うなぎの大きさにビックリ!『よね山』の鰻重

 話は変わるが、やっぱりうな重はうなぎの大きさって重要だと思いません? ワクワクしながら蓋を空けて、思ってたより小さいと「チッ」となる。それが秋葉原の「U」だったんですけどね。ま、賃料とか人件費とか色々あるんでしょう。

 逆に蓋を空けて「こんなに乗せちゃう! ?」とビックリしたのが『よね山』だ。実は取材でうなぎの仕入れ値をこっそり訊いてしまったが、「儲ける気、あります?」と思わず言ったほど。「いーの、いーの! 生活できるから」とオヤジさん。その気っ風のよさにホレました。

写真:鰻重(上)

[住所]東京都品川区大崎4-1-2 ウィン第2五反田ビル 1階 ☎03-6417-3020 
[営業時間]11時〜14時LO、17時〜22時(21時LO) [休日]日•祝 [席]テーブル4席×5卓、カウンター6席 計26席/昼は全席禁煙、夜は禁煙席なし/カード不可/夜のみ予約可(7月は予約不可)/サなし [アクセス]東急池上線大崎広小路駅から徒歩1分、JR五反田駅から徒歩6分、大崎駅から徒歩6分

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 これまた特大うなぎをのせていたのが池袋の「E」。「これ以上お客さんが来るとちょっと困る」と取材拒否。う〜ん、残念。

関西風の地焼き、『炙一徹』のうな重

 今までは断然“蒸し”の入った関東風推しだったが、今回の取材では関西風の地焼きに開眼した。その店が『炙一徹』。パリっとした表面の香ばしさはモチロンだが、うなぎ自体の水分で身が蒸され、なかはトロリ。風味や味も凝縮するので力強さがある。職人さんの焼きの技を実感できます。

写真:坂東太郎うな重

[住所]東京都千代田区有楽町1-2-8 [TEL]03-3501-2550 [営業時間]11時半〜14時(13時LO)17時〜21時(20時LO) [休日]日・月(7月8月9月は日のみ休) [席]カウンター6席、テーブル2席×3卓、4席×1卓 計16席/全席禁煙/カード可/土用の丑の日の前後1週間以外は予約可/サなし [交通アクセス]地下鉄日比谷線ほか日比谷駅A4出口から徒歩2分

うなぎ 炙一徹の詳細ページへ

 うなぎは高価なものですが、その金額以上に満足できる店を発掘できたと自負しています。ぜひ、うなぎ好きの皆様の舌でお確かめ下さい。

[コラム]うなぎって一体いつからどうやって誰が食べたの?

日本人とうなぎのつながりは古い。なんと縄文時代の貝塚から、うなぎの骨が発見されている。文献としての初出は『万葉集』。大伴家持が「石麻にわれ物申す夏痩せに良しといふ物ぞ鰻取り食めせ」と詠んでいるので、当時からスタミナ食として知られていたのだろう。応永6年(1399年)に書かれた文書には「かばやき」という言葉が登場する。由来はうなぎを丸ごと串刺しして焼いた様が、ガマの穂先に似ていることからとする説が有力。割いてからタレで味つけした、現在の蒲焼きが世に出たのはどうやら18世紀中のようだ。参考資料:『ウナギと日本人“白いダイヤ”のむかしと今』筒井功(河出書房新社)

東京都内のおすすめうなぎ店を紹介します。

\夏の/うなぎ三昧 東京都内で厳選9店舗(うなぎ/東京)

https://matomeshi.jp/articles/1211

夏のうなぎ三昧特集では、本誌初登場の三ツ星店、東京都内の絶品店を厳選! エリア:白金台/東高円寺/大崎広小路/人形町/町田/大山/銀座/十条/椎名町 ※ランチタイム有

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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夏のうなぎ三昧 うなぎ

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